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消化器科

担当医


はじめに

消化器疾患の全般を対象に地域住民の皆様に最新の医療を提供することをモットーにしており、この方針は今後も変わらない。かねてより消化管 出血に対する内視鏡的止血療法、慢性肝炎に対するインターフェロン療法、ESWL胆・膵石治療、ヘリコバクター・ピロリ菌除菌療法など積極的に取り入れて きた。最近では肝癌に対するラジオ波焼却術、造影超音波検査、早期胃癌・大腸癌に対す粘膜切開剥離術、超音波内視鏡下穿刺細胞診、小腸内視鏡検査などの最 新医療を積極的に取り入れ診療を行っている。益々高まるQOLの良い内視鏡検査・治療を中心に積極的に取り組んでいきたい。

特色

平成24年度の消化器内視鏡件数は総数で7,701件であった。これは県内でも有数の実績と自負している。内訳は上部消化管内視鏡検査数 4,259件、逆行性膵胆管造影検査(ERCP)126件、大腸内視鏡検査 3,442件、超音波内視鏡検査153件であった(詳細は内訳表を参照)。併設する大腸肛門病(IBD)センターとの連携もあり、近年は大腸内視鏡検査数 の増加傾向が著しい。常勤スタッフは消化器病学会指導医3名、消化器内視鏡学会指導医2名、同専門医1名、肝臓病学会指導医1名の有資格者中心に4名であ る。なお、本院は日本消化器病学会認定施設、日本消化器内視鏡学会指導施設、日本肝臓学会認定設、日本大腸肛門病学会専門医修練施設であり日本内科学会教 育関連施設であることから、その専門医の資格取得条件を満たす施設である。後期研修医 および消化器内科志望医師の受け入れも適宜行っている。

診察内容

(1)消化管疾患について

当院は昔から実績のある消化器疾患の診断に加え、近年は早期胃癌・早期大腸癌の内視鏡治療に力を入れている。従来の粘膜切除術に加え、近年 は粘膜下層剥離術を積極的に取り入れており、特に先進医療として認可された内視鏡的大腸粘膜下層剥離術(大腸ESD)に関して、当院消化器内科の大腸 ESD治療実績が評価され、平成22年11月1日認定施設として厚生労働省より承認された。また今までは検査困難であった小腸に関して もカプセル内視鏡やバルーン内視鏡を導入し、現在は全消化管疾患に対応可能となっている。

(2)肝臓疾患について

C型慢性肝炎の根治的な治療法として、インターフェロン療法を積極的に行っている。C型慢性肝炎はウイルスの型や量によってインターフェロ ンによるウイルス消失率が異なる。患者さんの年齢などでも副作用に違いがある。当科では個々の患者さんに最も適したオーダーメイド治療を行っている。具体 的には我が国に多いI型高ウイルス量にはペグインターフェロン・リバビリン併用療法を、高齢でウイルス排除が困難と予想される場合はインターフェロンの少 量間欠投与を行い肝硬変への進行を抑制している。B型慢性肝炎に対してはウイルス量と年齢からインターフェロン治療と抗ウイルス内服剤(核酸アナログ)を 使い分けている。肝硬変に対してはその成因により慢性肝炎と同様に抗ウイルス療法を行っている。叉、合併症である食道・胃静脈瘤に対する内視鏡治療を行っ ている。薬剤投与でも抵抗性の難治性の腹水に対しては腹腔静脈シャント造設を行い苦痛軽減を図っている。慢性肝疾患は肝細胞癌への進行が最も注意する合併 症である。当科では最新鋭のCT, MRIなどの画像診断で早期診断に努めている。肝細胞癌が発見された場合は癌の大きさや個数、肝臓の予備力等を総合的に評価し内科的治療から外科的手術ま で最適な治療法を選択している。内科的治療の主流はラジオ波焼灼術となる。この治療は細い針を癌に刺して電気の力で死滅さす方法である。基本的には局所麻 酔で行い数日間の入院が必要となる。針が刺しにくい場所に癌が存在する場合はお腹や胸に水を入れて(人工胸腹水法)針を見やすくする工夫や特殊なエコー (リアルタイムバーチァアルソノグラフィー)やCTガイドで正確な治療を目指している。肝表面に癌が存在する場合は全身麻酔で腹腔鏡を用いてラジオ波焼灼 術を行っている。ラジオ波焼灼術の適応から外れる進行癌に対しては放射線科と共同で肝動脈塞栓術や動注化学療法を行っている。肝臓は消化器臓器である一 方、人体で最大の代謝臓器でもある。近年、肝疾患に対して栄養療法の重要性が指摘されている。当科では栄養課の協力の下、たんぱく制限食や鉄制限食などの 栄養療法を積極的に施行している。慢性肝炎、肝硬変治療の最終目標は肝臓癌や肝不全で命を失うことがないようにと考え進行予防やがんの早期発見に全力を挙 げて診療に当たっている。

(3)胆・膵疾患について

当院における胆膵疾患に関しては、従来より実績のある胆石症・総胆管結石・膵石症・慢性膵炎の診断・治療が中心であるが、高解像度の電子ラ ジアル型超音波内視鏡システムおよび超音波内視鏡下穿刺細胞診の導入に伴い、小さな膵癌・胆道癌の早期発見例が増加している。今後もこの傾向が顕著になっ てくものと思われる。

(4)救急疾患について

消化管出血、急性腹症などの時間外緊急疾患については消化器外科・内視鏡技師と連携し、スムーズな治療を行っている。
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