病院長挨拶
病院紹介
外来のご案内
外来診療担当医 休診・代診のご案内
入院のご案内
お見舞いの方へ
健康診断をご希望の方へ
交通のご案内
お問い合わせ先
診療実績・臨床指標
学術活動
臨床研究情報
調達情報
リンク
病院広報誌
ご意見箱
個人情報保護方針
医療安全管理指針
感染管理指針
バリアフリー情報
情報公開

大腸肛門科

担当医

診療内容

大腸肛門病センターでは、大腸癌、直腸癌の早期発見と、内視鏡的手術や、腹腔鏡下手術による、より侵襲の少ない手術、より根治術の高い手術を行っています。痔疾患においても、痔核、痔瘻、裂肛、直腸脱、大腸肛門機能障害など、あらゆる肛門疾患に対して、安全と根治術の高い最新・最善の治療を提供しています。
大腸癌の治療は、ここ10年間で飛躍的に向上しています。当院は日本大腸肛門病学会および大腸癌研究会の認定施設で、日本大腸肛門病学会の専門医・指導医のもとで、最新・最善の治療が受けられます。大腸癌検診から大腸内視鏡検査、全身CT検査や必要に応じてMRI検査やPET検査が可能であり、治療前の病期の的確な診断のもと内視鏡治療から、手術治療(最新の腹腔鏡下手術)、薬物療法を受ける事が出来ます。当院は日本臨床肛門病学会の臨床肛門病技術指導医がいる病院であり、臨床肛門病技術認定施設として認定されています。痔疾患においては年間500例以上の様々な疾患に対して治療がなされています。三重県のみならず、東海・近畿の他府県からの紹介患者も多く診療をおこなっています。また大腸肛門病には欠かせないIBD(炎症性腸疾患)に対しても専門医が対応して治療をおこなっています、大腸癌、肛門疾患、IBDにいたる全疾患に対して総合的に治療が出来る病院となっています。

実績

■2019年度の実績
便潜血検査における陽性に対して、大腸癌検診が行われています。当院では主に大腸内視鏡検査を主として、早期発見に努めています。大腸内視鏡検査が不可能な人には、CTコロノグラフィー検査を行い、大腸内視鏡検査に近い映像が得られる検査を行っています。高齢者の方には、より体に負担の軽い検査が選択できます。早期に大腸がんが発見できた場合は、大腸内視鏡によるポリープ切除術が可能となります。内視鏡的な切除が不可能な進行がんに対しては、当院では、開腹手術にくらべて、より体に負担の軽い腹腔鏡による大腸切除術が第一選択となります。腹腔鏡下胆嚢切除術が1990年に三重県下で最初に当院で行われてから1995年には三重県下最初の腹腔鏡下大腸切除術が行われています。現在当院では年間100例以上の大腸癌手術に対して80%以上の患者がより侵襲の少ない腹腔鏡下の手術が可能となっており、日本大腸肛門病学会の専門医・指導医が治療に当たります。また当院は大腸癌研究会の認定施設でもあり、現在日本で行われている、最新・最善の治療を提供できるスタッフをそろえています。
また直腸癌に対しても、可能なかぎり人工肛門を作らない、肛門温存手術を行っています。腹腔鏡下の手術は、開腹手術と比べ、侵襲が少なく、また骨盤内のリンパ節郭清も精度の高い手術が可能となってきています。術後の病理検査等にて進行癌と判断された場合でも、進行度に応じた抗がん剤治療(化学療法)を行う事が可能です。現在当院では再発予防のために5−FUを主とした内服薬から、点滴を用いた補助化学療法、進行大腸癌に対する分子標的剤など、日本で受けられる最新の治療が可能です。生活の質(QOL:Quality of Life,クオリティ・オブ・ライフ)を考えた治療を心がけています。
当院は臨床肛門病技術認定施設となっており、痔核、痔瘻、裂肛などの肛門疾患に対しては、臨床肛門病技術指導医のもと、巨大痔核・全周性痔核および痔瘻・複雑痔瘻や裂肛など、あらゆる難治性、治療困難症例に対しても治療を行っています。熟練した医師の診察とCT検査、MRI検査、超音波検査等にて正確な診断のもと、根治手術が可能となっています。開業医からの紹介を含め、肛門疾患治療の最終治療施設となっています
高齢者の直腸脱に対しても、体に優しい侵襲の少ない経肛門的手術(デロルメ法やアルテマイヤー法)を行っており、より再発の少ない、完成度の高い手術を第一選択としています。難治性の直腸脱に対する腹腔鏡による手術や開腹による手術にも対応しています。直腸癌や直腸脱の術後の排便障害から、会陰裂傷や脊椎障害、高齢からくる便失禁、直腸瘤や慢性便秘まで幅広く排便障害に対して、診断と治療をおこなっています。最近では、排便障害に対して、排便造影検査、直腸肛門内圧検査、腸運動機能検査、排便リハビリテーションなどを積極的に行い、あらゆる排便障害に対応出来る施設となっています。
PageTop